Pマークコンサル選びの決定版

審査員について

Pocket

Pマーク審査員とは

Pマークの審査は各審査機関に登録されている審査員によっておこなわれています。審査員になるためにはまずプライバシーマーク指定研修機関で5日間の研修を受ける必要があります。その後OJTなどを重ねた上で初めて「審査員補」になることができます。「審査員」になるためには年間で一定以上の審査をする必要があり、片手間ではできません。審査員になった後、一定期間の実績を積めば「主任審査員」になることができます。つまり、なるためには費用と時間はかかるものの、特別な知識や資格は不要なのです。「審査員補」になった後はPマークの指定審査機関に登録します。2つまで登録が可能です。登録した後は審査機関から連絡があり次第審査に向かうという流れとなっています。

Pマーク審査員の仕事

Pマーク審査員は文書審査と現地審査だけおこなうだけではありません。それぞれの審査ごとにJIPDECに報告する必要があり、実際の審査時間の2倍以上は拘束されると考えていいでしょう。審査基準なども覚える必要があり、比較的大変な仕事です。また、審査基準は世の中の状況によって変化します。大規模な個人情報漏えい事故の発生や法令の改正、マイナンバーの対応などが発生すると、それに即して審査基準も変化していきますので、審査基準を常に把握していなければいけないのです。

Pマーク審査員の特徴

拘束時間が長く報酬はそれに見合わないため、一般的な企業に属しながら審査員になることは困難です。そのため一般的には内部統制や社内での監査担当であった方などが引退された後に審査員になるケースが多いようです。従って40代以下の方の確率はかなり低いと言えるでしょう。審査は丸一日に渡り、話し続けるので体力や精神力が必要です。また、審査をするという立場からあまり弱気になってはいけないため、高圧的に見える方もいらっしゃるようですが仕方ないとも言えます。審査員は何らかの指摘事項を出さないと仕事をしていないとみなされてしまうため、厳しく審査をせざるを得ず結果的に高圧的にとられてしまうのです。

PAGETOP
Copyright © Pマークコンサル比較サイト All Rights Reserved.