Pマークコンサル選びの決定版

Pマーク コンサル費用について

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Pマークコンサルティング費用

審査費用とは別に発生する可能性があるのがコンサル費用です。審査費用は審査機関に支払うものですが、コンサル費用は各コンサル会社に支払う必要があります。コンサル費用は冒頭にも記載した通り、自社のみで申請までおこなえれば支払う必要はないものですので必須の費用ではありません。ただし、0ベースで担当者が勉強する手間や適切な体制の構築を考えるとコンサル会社に支援を依頼した方がよいでしょう。

コンサルティング会社のメニューは大きく3パターンに分かれます。

  • 書式や雛形の提供と質問対応のみの部分サポート
  • 業務分析から文書作成、体制構築などのフルサポート
  • 完全代行サポート

完全代行サポートは、書類の作成から審査の対応まで全て請け負ってくれるものです。従って自社では何もしなくてもよいのが特徴です。ただし、このようなコンサルティングはかなりグレーゾーンで審査機関からも目をつけられているため、発覚すると取得ができなくなるケースもありますので注意が必要です。どの企業でも同じテンプレートを利用するため、コンサル工数を削減できるため、30万円~45万円程度が相場となっています。

書式の提供や質問対応を中心とした部分サポートもコンサル工数を圧縮できるため、30万~45万程度の範囲でおさまるでしょう。ただし自社での作業工数が増えるため、社内工数も考えると実質的には倍くらいかかってしまうでしょう。

フルサポートの場合は、原則コンサルタントがプロジェクトの進め方から審査対応まで指導してくれるため、最も安心できるメニューとなっています。この場合、各企業毎にボリュームが違うため金額にはばらつきがあります。3名で社員情報のみしかない企業と1000名で1000万件の顧客情報を取り扱い企業では異なってきます。50名規模の企業での相場は60万~120万円程度でしょう。ただしプロジェクト規模によっては150万円を超えるケースもありまちまちです。
フルサポートもどこまでサポートしてくれるかによって金額が異なります。コンサルタントが10回打ち合わせをしてくれるコンサル会社と5回までの打ち合わせとなっているコンサル会社では金額が異なるのはやはり仕方がないでしょう。

Pマーク取得保証について

Pマーク取得保証とは、Pマークを取得できなかった場合にコンサル費用を全額返金してくれるというコンサル会社の契約のことです。ただし、Pマークは不合格というものはありません。審査の結果、指摘された改善事項を是正することができない場合のみです。また、是正できない場合でもその間は認定がおりないだけであって、「不合格」ではないのです。つまり何でもチャンスがあります。したがって、不合格に近いものとしては、書類や社内体制などがグチャグチャで、是正までに相当な時間がかかるため諦めてしまうケースのみなのです。

そのためコンサル会社が非常に品質が低いサービスを提供してきた結果、長い期間に審査に通らない場合は返金保証となると考えられるかもしれません。ただし、あまりそのようなケースはないため、「完全取得保証」「全額返金」などのフレーズは、もちろんコンサル会社側の自信のあらわれではあるのですが、「ないよりあった方がいい」程度のものと考えるべきでしょう。

 

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